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「ユーロ/日本円」は米ドルに続く基軸通貨

「ユーロ/日本円」は、米ドルに続く基軸通貨

1993年に創立された欧州連合(EU)は東欧・北欧にも拡大し、2013年3月現在は27カ国が加盟しています。そのEU加盟国が導入した統一通貨が「ユーロ」です。

ユーロとは

ユーロを導入している公式導入国は17カ国になりました。EU加盟国であるイギリスとスウ工-デン、デンマークはユーロを導入せず、そのまま自国通貨を用いています。なぜ、ユーロを導入していないかというと、複数の国の統一通貨を利用していると、政治的な問題に対応することが自国内で迅速にできないからです。ユーロは良くも悪くも、加盟国全体の景気に自国の景気が引っ張られてしまうのです。

ユーロは経済格差があり、GDPの大半はドイツが支えている

現在、EU加盟国全体のGDPは、アメリカに次ぐ規模で、ユーロは「第2の基軸通貨」として意識されてきま
した。ここ数年、アメリカはテロや戦争の当事国となり、経済の先行きも不透明になりつつあることから、外貨準備でもユーロの比重を高める国が増える傾向にあります。
 ユーロを導入するEU加盟国間の経済格差が大きく、現状ではドイツ、フランス、スペイン、イタリアがユーロ参加国のGDPの大半を占めています。特にドイツがGDPの3分の1を占めているため、経済的に優秀なドイツの指標を見ていればユーロ全体の動向がわかるとまでいわれています。

ユーロは、経済不安定な国によって乱高下する可能性がある

11年には、ギリシャの信用不安がさらに深刻さを増し、ユーロ圏を中心に世界経済は大混乱しました。同様に、経済的に苦しいイタリアやスペイン、ポルトガルなどの国債利回りや債務残高などに連動し、ユーロ全体のレートが乱高下することも多いのです。ギリシャやキプロスなどの経済規模が小さい国の財政危機でも、ユーロは毒のように全加盟国に影響を与えてし合うのです。

ユーロと米ドルは反対の動きが起こる組み合わせ

EUの金融政策は、欧州中央銀行(ECB)と、各国の中央銀行で構成される欧州中央銀行制度によって決定されます。そして欧州中央銀行の総裁の発言は世界から常に注目されています。

ただし、経済指標は、参加各国の統計を合計したEUのものより、EU最大の経済大国ドイツで発表されるZEW景況感指数やIFO景況指数などの注目度が高く、重要指標となっています。まだまだユーロ全体での足並みを揃えるというよりは、影響度の高い国の経済に左右される度合いが高いということです。

値動きの特徴としては、米ドルにプラス材料が出るとユーロが売られ、米ドルにマイナス材料が出るとユーロが買われることが多くみられます。また対日本円と対米ドルで同じように動く傾向もあります。

ユーロは、値動きが米ドルに比べて激しいため儲けるチャンスも大きい反面リスクも大きい通貨なのです。また、米ドルと比べて情報量が限られてしまうため、積極的に運用して利益を出すのは初心者には難しい点も多いのです。

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