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影響力の大きな要人の発言で為替レートも変動する

影響力の大きな要人の発言で為替レートも変動する

経済指標と同様にFX取引の為替レートに大きな影響を与えるのが、政治家をはじめとした要人の発言です。キーパーソンは自分の発言が世界の為替相場に多大な影響を与えることを知っているため、言葉を選び慎重に発言しています。そしてその発言にはなんらかのメッセージが含まれている場合が多く、インパクトがある発言内容は相場を大きく変動させます。

身近な例はアベノミクス

安倍自民党総裁が打ち出した大胆な金融緩和策(インフレ目標2%のもとで、無制限に証券を買い取るように日本銀行に要求)を行うとした発言を引き金に、主要国の通貨が軒並み上昇し、日本円は大幅に下落する動きをみせました。

インフレになるということは、単純に貨幣の価値が下がることを意味します。これを日本の総理大臣がいうのだから、市場は敏感に反応しました。

アメリカのFRB議長の発言はもっとも影響力が高い

日本の日銀にあたる連邦準備制度理事会は、世界の経済を左右するアメリカの中央銀行制度を司る企業体です。その影響はすごいものがあり、その議長であるベン・バーナンキFRB議長の発言が各国の投資家から注目を集めました。

バーナンキ議長が08年6月に「現在の金利水準は適正だ」 「ドル安がインフレを加速させることを懸念している」と発言した際、世間はその発言を「これ以上金利を下げられない」「ドル安を容認しない」と受け取りました。同年2月にバーナンキ議長はドル安を容認する発言をしていたのです。その後にドル安を否認した先はどの発言が出て世間を驚かせ、結果ドル高の方向に為替相場は動きだしたのです。

つまり、世界的に要人の発言というのは、実態の経済指標以上に相場を動かす可能性があるのです。特に多くのFXトレーダーが注視している人物であれば、あるほどその言動によって大勢のトレーダーが売買に動くため影響は多くなります。

FOMCの声明文と議事録も注視する必要あり

キーパーソンの発言以外では、FRBが6週間ごとの火曜日に開催するFOMC(連邦公開市場委員会)の声明文や議事録も多くの投資家が注目しています。

アメリカにおける金融政策の最高意思決定機関であるFOMCは、各地域の経済状況をまとめた報告書であるベージュブックを基に議論を行い、その場で今後の金融政策を決定しています。その後、FF金利の誘導目標や運営方針、景況判断などが発表されます。

つまり、アメリカの金融政策に影響するのは、FRB議長の発言とFOMC(連邦公開市場委員会)の声明文であると行っても過言ではないのです。

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